2023.05.02
今回は、月一読書の活動で社員が読んだ本と、その中で気になった項目についてご紹介します。
【読んだ人】
営業部S
【書名】
『「後回し」にしない技術「すぐやる人」になる20の方法』
【著者】
イ・ミンギュ
【訳者】
吉川南
【発行所】
文響社
【発行日】
2021年1月19日
【本を手に取ったきっかけ】
会議室に置いてあって読みやすい構成だったから。
【気になった項目】
99%の平凡な人たちも数千通りの優れたアイデアを持っている。ところが、彼らは実行しない。一方、
1%の特別な人たちは違う。彼らはアイデアを必ず行動に移す。
実行力は生まれつきの資質ではなく、学んで練習すればだれでも開発できる、一種の「技術」だ。いつま
で経っても行動に移せないのは、意志の問題ではなく、まだ効果的な方法を学んでいないからだ。
バラ色の未来を「イメージ」してばかりいる人たちは、成功を手にする前に簡単に挫折してしまい、イメ
ージの中に逃げ込む可能性が高い。
何かを変えようとするときにいちばん大事なのは、自分が抱えている問題とその原因が何かを「知る」こ
とだ。実際に問題なのは、問題そのものよりも、自分の問題が何かをしっかり把握できないでいることな
のだ。
実行に移したことを途中であきらめたり、人間関係やビジネストラブルが起こったりするのも、その大
部分は突発的な事態に備えていなかったことに原因がある。
もっとも実戦に適した日は「今日」であり、もっとも実行に適した時間は「今」である。
一番やりたくない仕事、一番恐れている仕事のほとんどは、あなたが絶対にやらなくてはならないこと
だ。人生の幸福と不幸、成功・失敗は、そのような仕事を進んでやれるかどうかにかかっている。その際
にもっとも助けになるのが、まさに実験精神だ。
人は誰でも「自分は~な人間だ」という自己イメージを持っている。そして、それに合致する証拠を探し
出し、自己イメージに合わせて行動しようという強い欲求を持っている。
あなた自身をコントロールしたければ、あなたをコントロールしている刺激の力を認識し、まず状況を
コントロールしなければならない。もしあなたが状況をコントロールできなければ、状況があなたをコ
ントロールするだろう。
小さなことを、ひとつだけ選ぼう。そして今日すぐに実行に移そう。明日も明後日も、しあさっても、毎
日ひとつずつだけ実行しよう。
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