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月一読書 2023年6月 オンデマンド部C

2023.07.20

今回は、月一読書の活動で社員が読んだ本と、その中で気になった項目についてご紹介します。

【読んだ人】
オンデマンド部C
【書名】

『1分で信頼を引き寄せる魔法の聞き方』
【著者】

渡辺 直樹
【発行所】

朝日新聞出版
【発行日】

2019年2月28日
【本を手に取ったきっかけ】

「1 分で」という短時間で信頼を引き寄せるというタイトルの意味が知りたかったから。

【気になった項目】

1. 「聞く」ということは、「相手の気持ちを受け止めて、相手に「聞いている」と伝えること」

共感をベースにする聞き方は、事実関係を明らかにしたり、個人的な興味で聞くのではなく、「相手の気持ちを聞く」聞き方だと言えます。

2. 「共感」と「同感」はまったく別のもの

「共感」は、自分の気持ちはひとまず横において、「あなたはそうなのですね」と相手の気持ちを理解すること。同感はどちらかというと自分本位の聞き方です。

3. 愚痴を言われたら「その話、もっと聞かせて」

相手はただ話を聞いてもらいたいだけなので、こちらからは余計なアドバイスはせず、ただ共感だけを示します。

4. 心の色眼鏡をはずす(自分の中にある「フィルター(=認識の枠組み)を意識する」)

フィルター、枠組みが自分とはまったく違う相手を目の前にしている、というのを常に意識して、相手の話を、そのまま聞けるようにするのが「魔法の聞き方」。

5. 魔法の聞き方はスイッチでオンオフ

どんな時にでも常に共感をベースに相手中心に聞かなければならない、ということではなく、ときには相手中心の聞き方もできる選択肢を持っているということが「魔法の聞き方」のポイント。

6. 聞き手がいつの間にか話し手になっている

相手が話し終えないうちに言葉をかぶせるのは、相手に悪い印象を与える最もやってはいけない聞き方。まずは「最後まで聞く」という癖をつけましょう。

7. 相手に「聞いている」と伝えるには

基本は、うなずき・相づち・繰り返しを行う。

8. 自分の相づちの癖を知る

「あ、はい」「ですね」「なるほどですね」といったもので、気にしない人もいますがビジネスシーンや初めて会う人との会話では注意が必要です。

9. 「でも」は使わない

「いや」「でも」などのネガティブな言葉は出さず、たとえ相手が間違っていると思っても、その自分の気持ちを感じながらまずは「そうですね」といったん肯定で受けます。

10. 「はふへほ相づち」でタイミングをはかる

うなずきと相づちは相手に「聞いていますよ」と伝えるためのサインであり、ゆったりと落ち着いた口調で相づちを打つ。
(例:「はあい」「ふうん」「へえー」「ほおー」といったもの)

11. 相手の話とスピードや声のトーンを合わせる

「はふへほ相づち」とは逆に、うなずきや相づち、話し手の話すスピード、声の大きさ、トーン、リズム、息遣いなどに、意図的に合わせるペーシングという方法もあります。
(相手が速く話しているときは同じように速く、楽しい話は楽しく、など、相手の表情や態度などを観察し意識しながらそこにあわせるものです。)

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