2023.06.07
以前の記事で、ネットショップ販売開始にかける想いを述べましたが、今回は、実際にどのように新事業を開始したのかについてご紹介していきます。
新しい事業を始める際の参考や、プリントワークスのことを少しでも知っていただく一助になれば幸いです。
https://www.creema.jp/creator/7994756
自社で独自にECサイトを立ち上げるか、既存のポータルサイトを使うか。さらに、ポータルサイトであればどこを使うかを調べるところから始まりました。自社専用ECサイトを立ち上げる場合は、Web広告が打てる、アナリティクスを確認できる、ユーザーの囲い込みができるというメリットがありますが、購入者様目線で考えると、プリントワークスのためだけにアカウントを作成するのは手間です。そのため、まずは既存のポータルサイトに掲載するところから始めようという結論になりました。
メリット | デメリット | |
自社専用ECサイト立ち上げ | ・Web広告 *1 が打てる ・アナリティクス *2 を確認できる ・ユーザーの囲い込み *3 ができる | ・システムをつくる労力がかかる ・見つけてもらうには、Web広告などのお金をかける必要がある ・ユーザーに専用のアカウントを作成させる必要がある |
既存ポータルサイト利用 | ・システムをつくる労力がかからない ・そのポータルを利用しているユーザーから検索で発見してもらえる ・そのポータルのアカウントを持っているユーザーが簡単に購入できる | ・Web広告は打てない(リンクをSNSに載せることはできる) ・詳細なアナリティクスは見られない(閲覧数などは見られるものもある) ・ユーザーの囲い込みがしづらい |
また、各種ポータルサイトがある中でCreemaを選んだのは、利用者数と相場価格からです。今は余り紙だけですが、今度はノート・メモ帳、セミオーダーの名刺、似顔絵なども承ることを考えて、適した市場であると判断いたしました。
しかし、Creemaだけに限定するのではなく、今後も、売りたいアイテムに適した場を探しつづけていきます。
「Kerria」というショップ名は「ヤマブキ」という花の学名です。
プリントワークスのある新宿区山吹町から名前をとりました。
普段の会社ロゴを生かしつつ、ハンドメイド市場のほっこりワクワクするイメージに合わせたものです。
当社の倉庫には、たくさんの紙が眠っています。ネットショップ掲載用に、どれだけ断裁しておくか、まだ探り探りの状態ですが、「家庭用プリンターで印刷出来る紙」や「ペーパークラフトに使えそうな紙」など、実際の用途をイメージして選択しています。
色々な方向性で掲載していく中で、需要のあるものを取りそろえていこうと思っています。
一般の方が紙を購入しようとした場合、どういう価格帯になるか。どれくらいのロットで販売されているかなどを調査したうえで、市場を破壊しないような価格設定をしています。元々余っている紙のため、基本的に市場より少しお買得になるように設定しておりますので、ぜひご確認ください。
製本部へ断裁の依頼や、ご注文いただいた時の売り上げ計上方法の経理部への相談、大きさに合わせた発送方法の調査など、各種準備をしたうえで、オープン時の在庫を作成し、Creemaへのショップ開店となりました。
現在はまだ余り紙の一部しか掲載できておりませんが、今後は名刺のセミオーダーやノート・メモ帳の商品販売なども進めていく予定です。
新しい商品を登録次第TwitterやFacebookにて周知いたしますので、ぜひお待ちください♪
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