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今回は、月一読書の活動で社員が読んだ本と、その中で気になった項目についてご紹介します。

【気になった項目】

1. 「ファクトフルネス」とは

「ファクト+フル」が事実に満ちているを指し、「ネス」は～な状態を指す。先入観や思い込みを排除したデータに基づいた視点、という意味。

2. 「極端な数字の比較」に注意しよう

人や国のグループには必ず、最上位層と最下位層が存在する。2 つの差が残酷なほど不公平な時もある。
しかし多くの場合、大半の人や国は中間の上でも下でもないところにいる。

3. 「悪い」と「良くなっている」は両立する

「悪い」は現在の状態、「良くなっている」は変化の方向。2 つを見分けられるようにしよう。「悪い」と「良くなっている」が両立し得ることを理解しよう。

4. 悪いニュースが増えても、悪い出来事が増えたとは限らない

悪いニュースが増えた理由は、世界が悪くなったからではなく、監視の目がより届くようになったからかもしれない。

5. 美化された過去に気をつけよう

人々は過去を美化したがり、国家は歴史を美化したがる。

6. 自分以外はアホだと決めつけないようにしよう

変だと思うことがあったら、好奇心を持ち、謙虚になって考えよう。それはもしかしたら賢いやり方なのか、だとしたらなぜ賢いやり方なのか、と自問しよう。

7. 知識をアップデートしよう

賞味期限がすぐに切れる知識もある。テクノロジー、国、社会、文化、宗教は刻々と代わり続けている。

8. 自分の考え方を検証しよう

あなたが肩入れしている考え方が正しい事を示す例ばかり集めてはいけない。あなたと意見の合わない人に考え方を検証してもらい、自分の弱点を見つけよう。

9. 単純なものの見方と単純な答えには警戒しよう

歴史を振り返ると、単純な理想論で残虐な行為を正当化した独裁者の例にはことかかない。複雑さを喜んで受け入れよう。違う考え方を組み合わせよう。妥協もいとわないでほしい。ケースバイケースで問題に取り組もう。

10. 人間が持つ 10 の本能

分断本能・ネガティブ本能・直線本能・恐怖本能・過大視本能・パターン化本能・宿命本能・単純化本能・
犯人捜し本能・焦り本能